固定資産税が2万円下がりました
固定資産税が2万円下がりました
こんにちは!
自分で登記をする会です。
前回は、兵庫県姫路市の山口さんがマイホーム新築時に5つの登記をご自分でされたことを紹介しました。
山口さんが抵当権設定登記をご自分でされたことで、質問がありましたのでご紹介します。
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抵当権の設定で銀行に交渉をしたのは、いつの時点で行ったのでしょうか?
本審査後、融資を実行する前でしょうか?
それとも審査前にお伝えしていたのでしょうか?
お判りになられたらお願い致します。
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これから、ご自分で抵当権設定登記をされたい方には興味のあることかと思います。
山口さんが銀行から自分で登記を行うことについて承諾を得られたのは、 マイホームの着工前と伺っています。
本審査や融資実行の直前で、銀行と相談されるのも1つの手段だとは思いますが、
山口さんのように余裕を持って相談をされた方がよいように思います。
山口さんの他に、ご自分で抵当権設定登記を合理的にされた方がいます。
別の機会にご紹介しますね。
さて、今回は、市役所に縦覧に行き、固定資産税が2万円下がったと連絡を受けましたのでご紹介します。
1年で2万円ということは
10年で20万円
20年で40万円
30年で60万円
40年で80万円
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固定資産税は、毎年支払う税金です。
毎年ですから、大きいですね。
連絡をしていただいた方は匿名希望さんなのでTさんとします。
自治体の名前がわかると差し障りがあるかもしれませんので、自治体名は伏せることになりました。
Tさんからいただいた文面をそのまま掲載しました。
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4月に固定資産税の縦覧に行ってきました。(メールで背中を押されました)
うちの土地と隣の隣にある土地は面積はほぼ同じなのに評価額が300万も違っていました。
うちの方が高かったです。
役所の人におかしいと伝えても、「道に対する土地の歪みで評価額はかなり変わりますので」の一点張りで、
なかなか話が進まなかったのですが、
うちの土地の前の道の値段と、そのご近所さんの土地の前の道の値段が書いてあるものを見せて欲しいと伝えたところ
急展開し、
うちの土地の前の道の値段が評価額よりも高く計算されていることが 分かり、
固定資産税が2万ほど安くなりました。
昨年も払っているので、その分を返してもらう予定です。
今回はたまたまご近所にほぼ同じ面積の土地があったので気づきましたが、
縦覧に行っても間違いを見つけるのは難しいことだなあと思いました。
役所から帰ってから、いろいろ考えましたが、
道に対する土地の歪みによる評価の計算式なんて素人には分かるはずもなく、
今の評価額が本当にあっているのか余計疑問に思えて。。。
役所仕事に間違いなんてあるはずないと思っていたので、今回間違いが見つかり不信感すごいです。
頂いたメールにあった、
土地の間口、奥行き、道路の幅員の数値、計算式をもう一度役所に行って確認してくるべきだと思いました。
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Tさんのケースでは、
前回のメルマガにて少しだけ説明しました路線価を市役所が間違ったことが原因でした。
Tさんの自宅の前の路線価は34,200円が正しいのですが、
市役所が間違って42,700円で計算されていたとのことでした。
Tさんは、この土地を平成22年に購入されたので、平成23年に間違った金額の固定資産税を納税されています。
Tさんの前の所有者がこのことを知ったら、払い過ぎた固定資産税を取り返すことができるでしょうね。
Tさんの前の所有者は、調べることはなかったのでしょう。
残念です。
Tさんのケースは決して珍しいことではありません。
人口の大きい裕福な自治体より、裕福ではない自治体で間違いが多いと推測されます。
特に、地方の自治体ではいい加減な評価が行われています。
Tさんのケースでは、正しい路線価でなく間違った路線価で計算されていましたが、
土地の固定資産税は、土地の間口と奥行きと形状などによって評価され課税されます。
間口と奥行きが間違っている可能性の方が高いです。
参考までに、固定資産税の路線価を見ることができるサイトをご紹介します。
下記のサイトでは、全国の路線価を掲載しています。
http://www.chikamap.jp/
これを眺めていると、
これもミスかな?
これもおかしいな
と思える路線価が多いです。
Tさんのように路線価を間違えたのではなく、路線価じたいの金額がおかしいのです。
この路線価の金額はおかしいな
この路線価はありえない
見慣れてくると、結構怪しい箇所はわかります。
現時点では、平成24年度の路線価は掲載されていません。
平成24年度の路線価は、自治体に行き閲覧することができます。
書籍『自分で登記をする会』の監修者である河戸氏は、自宅前の路線価を名古屋市と交渉し路線価を下げました。
理由もなく、固定資産税を下げて欲しいと自治体に言っても、固定資産税は下がりません。
自治体が固定資産税を決める根拠となるものの間違いを見つけて、その間違いを指摘することが必要です。
Tさんに縦覧に行っていただき、固定資産税の評価の数値のミスが見つかりました。
メルマガを書いてよかったと思います。
Tさんの固定資産税のミスが見つかって本当にうれしいです。
他にも、2人の方からミスが見つかったとの連絡をいただいています。
お役に立て本当にうれしいです。
あなたは、どうでしたか?
縦覧に行かれましたか?
固定資産税の縦覧に行かれた方は、感想等お願い致します。
どんなことでも構いません。
楽しみにしてます。
それでは、次回をお楽しみに!
■編集後記
固定資産税についての詳しいマニュアルは、いつか作成しようと思います。
いつになるかはわかりませんが、期待していてくださいね。
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