提携事務所の登記費用は高い?!
提携事務所の登記費用は高い?!
暖かくなりましたね。
昨日、日本で一番早く高知市でソメイヨシノが開花したそうです。
桜はいいですね。
日本が誇れる花ですね。
前回は、「指定事務所の登記費用」についてお話をさせていただきました。
その関係だと思われますが、登記費用の見積り金額が妥当であるかの相談が増えています。
新築された方
土地を購入される方
このような方から相談がありました。
登記の見積書は、事務所(土地家屋調査士・司法書士)によって項目が大きく異なりますが、
どの事務所(土地家屋調査士・司法書士)の見積書も3つから成り立っています。
①司法書士や土地家屋調査士の報酬
+
②税金(登録免許税)
+
③登記所や市役所などへ支払う実費
この3つの合計金額が登記費用となります。
②と③は、土地家屋調査士や司法書士が受け取り利益になるお金ではありません。
土地家屋調査士や司法書士が報酬として利益となるお金は①だけです。
今回は、相談を受けた実例を1つ紹介し、登記費用について説明します。
この相談者は、土地を現金で購入される方です。
不動産仲介業者から提携している司法書士にて登記をして欲しいとお願いされたそうです。
ご存知かと思いますが、土地の売買で必要な登記は土地家屋調査士ではなく、司法書士が行います。
以下、その提携している司法書士の登記費用の見積金額です。
①司法書士や土地家屋調査士の報酬
所有権移転登記(土地) 45,000円
申請回収費用 30,000円
立会い、調査費用 30,000円
交通費、郵送料 8,100円
値引き 3,928円
小計 109,172円
②税金(登録免許税)
登録免許税 117,100円
③登記所や市役所などへ支払う実費
謄本(3) 1,500円
この登記費用は妥当なのでしょうか?!
どう思われますか?
答えは、
この登記費用はかなり高いです。
この司法書士の登記費用は高過ぎます。
この不動産仲介業者と提携している司法書士の報酬金額は、約11万円ですが、
この土地の売買であれば、6万円くらいで登記の依頼を受ける司法書士はたくさんいます。
申請回収費用が3万円となっていますが、
このような請求をされる司法書士は珍しいです。
所有権移転登記(土地)に含まれるのが一般的です。
所有権移転登記(土地)45,000円に、3万円の申請回収費用を含めると、
75,000円となり目立つので別項目にされたのでしょうね。
申請回収はどんなことをするのかと言いますと、
申請は、「登記所へ行き、窓口で書類を手渡し」
回収は、「登記所へ行き、窓口で書類の受取」
これだけです。
申請と回収は、中学生でもできます。
申請や回収には移動時間はかかりますが、
現在は、インターネット+郵送でもできます。
立会い、調査費用も、3割ほど高いですね。
交通費、郵送料も高過ぎます。
全てにおいて、高いです。
②の登録免許税は、本当に正しいのか判断できませんが、
登記費用が異様に高いので怪しいです。
司法書士に、根拠となる計算式を提示してもらうといいでしょう。
登録免許税を高く請求している司法書士が存在します。
計算式を知っていれば防げるのですが、何も知らないと余分に請求されてしまいます。
登録免許税は、報酬ではないので、税務署にも経費として申告できます。
このような司法書士は、脱税が可能です。
これだけ高い登記費用を請求するということは、
この司法書士は、不動産仲介業者へ紹介料(バックマージン)を支払っているのかも知れませんね。
不動産仲介業者は、紹介料を受け取らないのであれば、どの司法書士でもいいはずです。
もし、提携先の司法書士に拘るとしたら、何か理由があると考えるべきでしょうね。
登記は自分で行うのが一番良いのですが、
専門家に任せる場合は、指定事務所や提携事務所には依頼するのは危険です。
必ず、3つほど合い見積りを取り、総額が低い専門家に依頼すべきです。
登記費用の見積金額についての相談は無料です。
妥当な金額であるのか、気軽にお問合せください。
また、感想など、お待ちしています。
■編集後記
デビアスの”ダイヤモンド”のように、あらゆる業界で、常識というものを企業が作り出しています。
マイホームを新築する契約内容の常識も企業が作り出しています。
チョコをもらう程度のことで企業のビジネスや作り出した常識に乗せられるのはありかと思いますが、
住宅は高価な買い物です。
一方的に不利な契約に乗せられてしまうのは避ける必要がありますね。
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